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| NPO for Protection of Cultural Heritages from Disaster |
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なぜ守る? |
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免震?防火?
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京都の広隆寺にある弥勒菩薩は、日本でももっとも美しい仏像の一つです。この仏像には地震の時にも台座から落ちて損壊することの無いように、免震装置が取り付けられています。地震による損壊を避けるためには良い方法でしょうが、たとえ倒壊して損傷したとしても、現在の技術をもってすれば現状に修復することは可能であろう。
しかし、ひとたび火災で焼失したならば、これを元に戻すことは不可能です。
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何故、文化財を守らねばならないのか
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文明とは人間の物質的活動に起因するものであり、文化とは精神的活動によるものである。
文化財とは、われわれが先人の精神活動を偲ぶよすがであり、先人の遺した物から彼らがどのように物事を感じ取り、考え、表現したかを知ることができるのです。こうしたものが残っていなければ、われわれは先人の精神活動の有様を知るすべはないのです。
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文化の復興はできない
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神戸の地震後の復興は目覚ましい早さで行われましたが、これは文明の復興であったからなのです。文明には普遍性があるから、神戸の復刻に必要なものは世界中のどこででも手に入るものであったのです。
もし、京都が強い地震に襲われた場合、どうなるであろう。文明の復興はできても、文化の復興はできないのではないか。
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恥ずかしくないですか?
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第二次世界大戦の末期には、中小の都市までが爆撃を受けましたが、京都と奈良には人類共通の重要な遺産があるとの理由で爆撃を受けませんでした。
そうしたものを失ったとしたら、爆撃を控えた人達は果たして何と言うでしょうか。これまでにも文化財を守るために多大の努力をしてきたけれども、地震に対する対策は万全で無かったというのでは言い訳でしかありません。
文化を育て、文化財を守るという点では昔の日本人の方が意識が高かったのではないかと言われて、何と反論するのでしょうか。
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