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設立趣旨
1995年1月17日に阪神・淡路大震災が起こり、その後被災地は驚くべき速さで復興しています。もしも同じような地震が京都や奈良で起こったならば同じような復興は出来ないでしょう。なぜならば、京都の復興は文化の復旧でなければならず、これは極めて困難だからです。特に多くの文化財が焼失するようなことがあれば、千数百年の歴史を有する文化の復興はもやは不可能になります。
これは京都以外の、たとえば奈良、鎌倉あるいは全国に存在する文化財ならびにそれをとりまく環境においても同様です。
京都や奈良の文化財は多くの戦火や自然災害の脅威を潜り抜けてきましたが、第二次世界大戦においても米軍はこれらの都市には文化財の故をもって爆撃を行わなかったと言われます。
多くの文化財の防火対策は進んでいますが、それらの対策が大地震時にも機能を維持していることが肝要であり、この点に関しては多くの技術的な問題があります。このような問題点を克服して、世界の遺産としても位置づけられているような多くの文化財を地震による災害から守り、後世に伝えるのは現代の私たちの責務です。
この法人は、貴重な文化財を災害から守るために、被害防止に関する調査・研究事業ならびに、これらに関連する事業を行い、伝統ある文化遺産を後世に伝える活動に寄与することを目的とします。
NPO法人「災害から文化財を守る会」
理事長 土岐憲三
副理事長 小林正美
理事 都丸徳治
理事 田中輝彦
事務局 横田節子
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